CSは足し算、についてさらに深掘り
前回書いた「CSとは足し算」についてもう少し掘り下げたいと思います。
お客様にこの店は良い店だ、と思ってもらえるのも、
悪い店だと思ってもらえるのも、
全てお客様が見た印象、現象の一つ一つが
ポイントになってるようなものだからです。
例えば、店に入った瞬間、従業員と目が合って、
「いらっしゃいませ」と言われる、言われない、で
まず印象の点差が生まれるでしょう。
目が合ってるのに何も言われなかったらマイナスに
なりませんか。
そのまま店内に入って、とても店が汚かったとしましょう。
「いらっしゃいませ!」と気持ちよく挨拶してもらった場合だと、
うーん、店の人は元気が良いけど、店は汚いな、て済むかもしれませんが、
気分悪く入店して、店も汚いとなると、「もういいや」と
店を出て行ってしまわれるかもしれません。
前回も書きましたが、店舗の現状で、何がどのようにお客様にCSでの
作用があるか、しっかり観察し、実践することが大事です。
そして、一つ一つに心がこもらなければ、CSには結び付きません。
ここで馬鹿らしいとなってしまうともう終わりです。
難しいように思えますが、これができると、店舗の雰囲気は
一気に変わっていきます。
そして、足し算が楽しくなってきます。
そのあとは自然にできるようになり、良循環が生まれていきます。
スタッフ間で空気が生まれるからです。
店舗において、CSの足し算ができたり、新たな足し算を生んだり
することができれば、CS向上職人とも呼べるような存在ですね!