接客業から人生や社会を学んだ男のブログ

接客業から学んだことや、思い出、理論を、自分の想いの丈書くブログ

なぜ今接客業をしていないのか

今回は私個人の振り返りです。

 

このブログを始めておいて、今現在私、

「接客業ではない」

ということは、すでにお伝えしていますが(苦笑)。

 

一度接客業に見切りをつけた時期がありました。

 

日本でもトップのアパレル企業や某有名な大手物販会社に

勤めていました。

 

そのアパレル企業はCS(顧客満足度)に関して特に力を入れており、

そこでのCSについての活動が私の今のマインドを作ったと

言えるくらいです。

 

そこから何社か転職し、就職する会社全てと言っていいほどに、

店舗のCSについて改革を任されました。

 

詳しくはまた別の機会に書こうと思いますが、

どこの企業でも、任されたことに結果を出すことができました。

 

そんなある日、

「接客業でのCSについての考え方はかなり経験を得たな」

と、やや飽きにも似た感情を抱き、その上で、

「もっと別のこともしたい」となり、

接客業から離れる決意をしました。

 

今振り返ると、

「あのまま接客業を続けていたらどうなっていただろうなぁ」

なんて思うことはよくあります。

 

今の仕事も、こちらからアプローチをかける対人業ではないですが、

お客様と直接関わる仕事なので、

接するときにはよく褒めてもらうし、

悪印象をもらったりしたことはないです。

 

これも全て今までの経験が活きたなと思っています。

 

別の仕事をしていても、対人コミュニケーションができていると、

リスクを減らしたり、メリットになることは多いです。

 

こういうこともあって、まあ今の仕事でもいいかなと

思ってやってる部分があったりするんですけどね(笑)

 

 

接客業がなぜ楽しいか?

これは一つに尽きると思うんですよね。

 

「一人一人のお客様に満足してお帰りいただく」ための、気持ちを持つことと

考えることが楽しい。

 

仕事それぞれのやりがいってあると思うし、接客業でも携わる人によって

持ってるものは違うと思います。

 

私自身はこのスタンスでやってました。

 

どの販売業や飲食業でも、マニュアルってあると思いますが、

マニュアルから少し外れることで、

楽しさに気付ける部分があるんじゃないかなと思います。

 

「マニュアル通りの接客をするな」

なんてお叱りの言葉をもらうことがあったりしますが、

それはここに通ずるんじゃないかと。

 

その人その人のことを考えて、立場に立って、行動すれば

こんなことは言われることはなくなります。

 

もちろんマニュアルも大事です。

マニュアルがしっかりしてない店だと、

「なんだこの店は、いい加減な従業員ばかりだな」

となってしまいます。

 

さて元に戻って、

多少マニュアルから外れたことになろうとも、

相対したお客様に対して自分ができる最大限の行為だ、と

思えることを考える、行動する、ということが

お客様に喜んでもらえるということです。

 

そして、その行動はお客様に満足してもらえるだけでなく、

最大の評価、「感動」となって返ってくることがあります。

 

「お兄さん、この前はありがとう、これ良ければみんなで食べて」なんて

差し入れをいただいたり、

「今度からこれはこの店で買うよ」と言ってもらえたり、

自分にとっても、とても嬉しいことになります。

 

見返りを求めるわけではありませんが、

日々の仕事でこんなことがあるのは、接客業ならでは

ではないでしょうか?

ここにとてもやりがいが溢れているのと、

接客業が楽しいと言える部分なのではないかと思います。

 

 

 

接客業をやろうと思ったきっかけ

それを決断したのは、割と早かったです。

 

高校卒業して、進学もせずぷらぷらしてました(バイトもせず)。

 

「何かやりたいことがないのか」という父の話も聞き流す状態でした。

 

しかし、

 

「俺はこの仕事やってて良かった」という接客業種の父の言葉、

 

「ありがとう、と感謝してもらえるのはええぞ」

 

というのが心に刺さったのがきっかけでした。

 

そして、俺も接客業をやろうと思い、

 

コンビニのアルバイトに応募しました。

 

 

それまでは求人誌を見てもやりたいことが全く見つからず、

 

応募しても不採用の日々。

 

コンビニはすぐに採用されました。

 

オーナーが自分を受け入れてくれたんだ、というような気持ちになって

 

とても嬉しかったのと感謝の気持ちがありました。

 

 

ここが私の接客業人生の出発点でした。

 

 

 

始めに

やたろうと申します。

現在接客業はしていません。

しかし、人生の大半を接客業に費やしました。

アラサーです。

 

接客業は自分の人生でとても影響の大きいものでした。

今は接客業をしてませんが、

していないことを後悔するほどに、

自分は接客業が好きだったんだなと思っています。

 

なぜこんなブログを始めようと思ったかといえば、

今の仕事へのやりがいが足りてないからです。

接客業をやっていたときはこんなことを感じたことはありません。

じゃあ接客業をやれないいじゃないという話ですが、

アラサーのためそう簡単に身動きも取れません(一応笑うとこですよ笑)。

 

自分の心の整理の一つになればと思い、このブログを

始めてみることにします。

 

思いついたことを書いていくため、

文章に脈絡がなかったり、記事の前後が関連しなかったり、とか

そんなことが発生するでしょうが、とりあえず書いていくことにします。

 

それではよろしくお願いします。